小学生のための英語 選び方

2020年から小学生にも英語教育が始まることになりました。幼稚園や小学生のお子様がいるご家庭では自宅での英語学習について気になっている方も多いと思います。今回はその年齢にピッタリの英語の学習方法と今後に繋がるメリットについてご紹介したいと思います。英語学習は途切れてしまうと忘れてしまう傾向があります。一時的な学習にとどまらず、長くつづけるために大切なポイントを踏まえご紹介したいと思います。

また、英語を聞き取る耳は小さい子供の方が吸収がし易いと言われています。小学生のうちにネイティブの正しい発音をたくさん聞くことがリスニング能力向上のポイントです。子供の頃にたくさんの英語を聞くことによって「英語の耳」を得ると、その能力は大人になっても発揮します。

 

 

ハッピーイングリッシュ

おすすめの年齢:  6歳から大人まで
「英語の耳」を育てるのに有効な教材です。

CDとテキストによる英語学習で、鉛筆でアルファベットが書けるくらいのお子様から使用できます。順調にこなせば約一年間で、簡単な日常会話がスムーズに話せるようなカリキュラムが組まれています。この英語のCDの良さは語り掛けがとても優しいこと、そして「ゆっくり」から始まることで、すこし大きくなってから英語に触れるお子様でもスムーズに勉強できることです。外国の方と話す時、相手がゆっくり話してくれると優しさがうれしいと感じますよね。それと同じ感じです。また、この教材には、今後中学生高校生へ時ステップアップしていくための大きなメリットもあります。それは後述しますので、まずは体験版のぺ-ジをご覧ください。

ハッピ-イングリッシュ体験版

 

最初の会話、「朝ごはん何?」ですよ、ちょっと笑えますよね。でもそこがすぐに使える言葉を学ぶ楽しさのある教材!といえる点です。すぐに夜ごはん何?って会話が弾みますよね。また、日本語にはないネイティブのリズムを「チャンク&リズム」に乗って繰り返すことで、「できた」「できる」を体感し、自信が生まれると継続していけるようになります。

先ほど書いた中高生へのステップアップの理由は、ハッピ-イングリッシュのCDによるリピ-ト学習方法は語学の王道なので、今後ラジオ基礎英語などにスムーズに移行できるようになるということです。中高生は塾代がかさみます(ちなみに高校の個別塾、1.5Hで8000円でした)ので、ラジオ英語を使えるようになるのはすごく大きいですよ。
英検もTOEIC(外資企業はこの点数で足切りがあったりします)もリスニング力が問われますので小さいうちから英語を聞きとる「耳」を育てることはとても重要なのです。筆記は大きくなってからでも取り返すことができますので、その点でもこの教材は優れていると思います。

最後に大切な成功の秘訣を一つ。お母様やご家族が一緒にリピ-トしたり楽しんでしまいましょう。子供は親の背中を見て育ちますので、お母様が楽しんでいることに興味を持ちます。お父様に「今度ハワイに行って外人と話そうね~」とニッコリしましょう。そしていっぱいほめてノリノリで続けていきましょう。

HP:  子供をバイリンガルに育てる【ハッピーイングリッシュ】

 

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タブレット学習について

タブレットやパソコンによる学習方法については眉をひそめる方もいるかもしれませんが、個人的にはとても有効な手段であると思います。実体験として、以前は分厚い辞書をめくったり、百科事典で知識を得ていましたが今は電子辞書で美しい発音を得たり、パソコンで悪い情報も含め、素早く情報を得ることができます。実際自分の子供には小学生のうちから電子辞書を使わせていましたが、とても有効だったと思います。パソコンを使った自宅学習もしてきましたが、文章では解りにくい勉強が画像を見ることで一瞬のうちに理解できることもたくさんありました。

またデータにより学習の進捗状況や苦手やよく間違える課題の把握ができることもメリットです。

先日、政府から「学校のパソコン「1人1台」へ 経済対策に予算盛り込み」(朝日新聞デジタル)と予算を組むとのニュースも出ています。 私立の学校ではタブレットを使った学習をする所も増えています。将来、昔は紙を使って勉強してたんだって!という時代が来るかも知れませんね。

<中学受験などの通塾予定の方>
中学受験や中高一貫コースの通塾が視野に入っているご家庭はタブレットではなくテキスト形式の学習をおすすめします。いずれの塾も白黒の紙が中心ですのでなじめないと通塾が苦しいものになってしまうからです。さらに難関校向けの中学受験塾では、入塾テストのハードルがあります。そのような塾をお考えの方は「Z会 幼児コース 」「Z会の通信教育 小学生コース 」のペーパーテキストを選びましょう。やや難易度の高い学習も含まれますので、お母様が一緒にしっかりとサポートしながら学習を習慣化することが中学受験への第一歩となります。

スマイルゼミ

 

おすすめの年齢:  入学準備の頃から
難易度中の総合学習教材・学習の基礎を育む

スマイルゼミは幼稚園児から使えるタブレットを使った学習教材です。英語だけでなく、文字の書き方などの国語や算数、自然や生活、さらに「知恵」という考える能力を伸ばす所まで網羅され、10分野の学習ができます。タブレットの使用感はとても良く、紙の上では実現できない分かりやすく楽しく勉強できる策が満載です。

 

視覚による学習のためゲーム的な要素もありますが遊びではなく、きちんとした学習効果を上げて 「イード・アワード2019年 英語子供教材部門」で最優秀賞を受賞しています。(顧客満足度調査・887件の回答数による)
学習難易度が標準的なため子供が受け入れやすく(子供は易し過ぎるとバカにし、難し過ぎると投げ出す傾向あり)、楽しむ工夫がされていますので継続力があるのもポイントです。

英語以外の学習面においても、幼少期から自宅学習の習慣をつけておくことは非常に有効です。毎日の学習は学年×10分が標準的目安になります。簡単そうですが、中学時には毎日1時間超えの学習が必要になるということです。勉強が難しくなって急に勉強しろとか塾にいやいや通うなどは子供にとって苦痛以外のなにものでもありません。スマイルゼミは楽しく学習習慣をつけるところから始まり、学年ごとにしっかり学習を増やしていくカリキュラムが組まれていますので、スムーズに勉強することができます。

また「みまもるネット」で学習の進捗状況を把握し、「みまもるトーク」でスマホやパソコンからコメントを送ることができます。子供の勉強は、お母様がほめたり、声をかけたりすることがやる気に大きく影響しますのでとても良い機能です。
比較的一人で学習しやすいスマイルゼミですが、できるだけ子供に寄り添ってあげることが長続きと成功の秘訣です。

2週間のおためし期間もあるのも安心ポイントです。

受講費: 月2980円~(学年により異なりますので必ずHPをチェックしてください)
別途タブレット代がかかります。途中解約の場合の規定がありますのでHPをご確認ください。

HP:  ◆スマイルゼミ◆

 

チャレンジ・タッチ (進研ゼミ小学講座)

 

おすすめの年齢:  入学準備の頃から
難易度易~やや難まで(3段階)総合学習教材・学習の基礎を育む

しまじろうでおなじみのベネッセのタブレット学習です。学習内容がとても易しい基本的な内容からはじまりますで、これまで絵本を読んだり、文字を書いたりするのが苦手だったお子様にも向いています。視覚的に明るく元気でゲーム感覚で学習できるので、座ることを嫌がる活発なお子様にも導入しやすい設定になっています。またタブレットで電子書籍の絵本や図鑑が1000冊以上用意されていますので、タブレットから始まる読書にも期待できますね。

チャレンジ・タッチの最大のポイントは解きなおしのシステムがすばらしい点です。解いた直後と忘れたころにもう一度解きなおしができるので学力が定着しやすくなります。
学習の内容は基礎の「メインレッスン」→「もっと演習コース」→「もっと発展コース」へ無料で理解度に合わせて伸ばすことができるのもメリットです。

英語は「12段階習熟度別コース」「英検模擬問題の配信」など英検準一級までの英語力をサポートするカリキュラムが準備されています。カラフルで楽しくすすめられるようにできていますので2020年からの英語の授業対策もバッチリです。

おうちの方へは「おうえんネット」を通して、学習状況をメールで受け取ったり、進捗状況や成績の把握もできます。比較的一人でも進めやすい学習教材ですが、お母様の応援やほめることが、やる気と継続への力になりますので寄り添ってあげましょう。

受講費:  2980円から (学年や一括・月払いなどの条件により異なりますので必ずHPをチェックしてください)

HP: 【進研ゼミ小学講座】

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これは少しでも早く申し込んだほうがお得なキャンペーンですね。

 

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